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目で見て、手で触れて、口で味わう!
給食ブログ離乳食からスタートした給食も、1歳の誕生日を迎えるぐらいから順に、完了食へと移行します。「モグモグ」「ゴックン」が大分スムーズになり、食べ物に興味を持って、手づかみ食べをする子もいます。食べ物をつかんで、口まで運ぶことができると・・・うれしそうな笑顔!
食べることは生きること!
生きるって楽しい!
食べること=楽しい!
生きるって楽しいを保育理念に掲げているぽんぽん保育園では、食べることからもそんな楽しさにつなげていきたいと日々思っています。
【手づかみ食べがなぜ大切なのか】
手づかみ食べとは、目で確かめて、手指でつかんで、口まで運び口に入れるという目と手と口の協調運動です。私たちが自然に行っている食べるという行為には、実はこんなにたくさんの工程が含まれているのですね。
●目で位置を確認
食べ物のある場所に手を運び、指先に感覚を集中させ、つかむ・つまむという動作をします。
●手でつかむ
この行為で食べ物の固さや温度を感じ、どのくらいの力で握ればいいかという感覚の体験を積み重ねています。
●口まで運ぶ
つかんだまま口までの距離感を考えつつ手を動かします。口まで運んだら手を広げて離さなくてはいけません。口より手前で離せば、あたりまえですが落ちてしまい食べることはできません。この離すのが意外と難しい!
これらの行動を繰り返す中で、自主性も育まれ「自分でやりたい」という気持ちもどんどん芽生えていきます。見て、考えて、実際に味わうという過程で、「思考・感情・意思」など脳の発達にも影響を与えるとのこと!食べる上での発達過程では、この手づかみ食べが上達し、目と手と口の協働ができることによって、スプーンやフォークなどの食具を使う行為につながっていくそうです。手づかみ食べって、実はとても大切なんですね!