特に開店時間が決まっているわけでも、特別なルールやマナーがあるわけでもありません。登園して、廊下から漂う甘いパンの香りに気づいた子から、段々と興味を胸にホールに集まってきました。おいしそう！食べたいな！そう感じた子から、焼き立てパンを食べ始めています。そう、すべてのタイミングは一人ひとりが感じて行動に移しています。本当に街にあるCaféに立ち寄る感覚ですね♪

とは言え、子どもたちが楽しめるよう、先生たちは前もって綿密な打ち合わせをしてあります。ふくろう（年長）組によるジュースやさんも大人気！

　給食室からも、今日ばかりは栄養バランスを考えず、子ども達の大好きなフライドポテトやキノコのパスタをCaféに提供しました♪小さなクラスには、ふくろう組のCafé店員さんが届けて配ってくれました。デリバリーもやるなんて、今どきのCaféですね（笑）小さい子どもたちも普段と違う光景にわくわくドキドキ！

　計画を練って準備をして、最後の片づけまでやり切ったという、ふくろう組のとても満足そうな笑顔。その姿を優しいまなざしで見守る先生たち。なにより美味しそうにパンやランチをほおばる姿。それを間近で感じ、給食室の私たちは目尻が下がりっぱなしと言う、素敵な日になりました♪

　前回ご紹介した園長先生のパンはというと、予行練習では上出来だったものの、大量に作ったこの日のパンに納得がいかなかったようで、まだまだパンの研究はしばらく熱が冷めることなく続きそうです。大人も子どもも、何かに夢中になれるって素晴らしい！いつかぽんぽん保育園はパン屋さんを開店させてるかも！？そんな未来まで想像してしまう1日でした♪