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私から離れるの初めてです
ぽんぽん先生ブログ園見学に来た複数のご家庭から言われた言葉です。
ぽんぽん石脇こども園は、開園して4ヶ月が経ちました。1園目の「ぽんぽん」を開園してからは8年6ヶ月が経ち、この間に築き上げてきた子どもたちが主体性を持つ保育は、紆余曲折ありながらも、日々、進化をしており、すぐにその実現を新園で行うことには難しい域であり、その到達に向け、先生同士の保育教育観の擦り合わせと日々の改善を、主幹教諭を中心に行っています。
そうした中、6・7月は約30組のご家庭の園見学をご案内しました。園児の雰囲気が一番伝わりやすいであろう10時30分頃のお時間でお受けしていますが、私が園舎をご案内しながら当園の方針をお伝えし、その後、詳細なご質問には園長が対応をしています。
親御さんの手をギュッと握りしめながら緊張の面持ちで玄関を入ってくる子ども達。その子たちが、ライブラリーコーナーに腰を掛けたり、アトリエコーナーの階段を登ったりしているうちに、親御さんの手から離れ、園の活動に入っていく姿が何度か見られました。はじめは、天性に持つ人懐っこさかと思っていましたが、「私から離れるの初めてです」と。それが一回だけではありませんでした。
以前のブログにも書きましたが、物事には、大抵、流れに乗せやすい順番が存在すると思っています。その中で、開園する園が最も優先とすべきことが、園児にこの園が楽しいと思ってもらうこと。園見学で見られたこの姿は、それが実現でき、雰囲気となって表れていることを示しているようで嬉しく感じました。
ただ、当然に現状の形がゴールではありません。
今回の給食ブログでも触れていますが、長崎ぽんぽん保育園(静岡市)で開催した「かっぱまつり」 の盆踊り、相撲大会の雰囲気は物凄いものがありました。この雰囲気を作り上げるには、職員の高いスキル、継続的な情熱と団結力がなければ出来ません。こうした職員が1人、また1人と増えていることが誇りです。
令和7年度の入園募集が始める頃ですが、是非、大切なお子様を預ける園に、園見学、保育体験に来てその雰囲気を感じていただけたらと思います。