7月半ば、我が園（長崎ぽんぽん保育園）では「かっぱまつり」が子どもたちと職員の力でで作り上げられ、盛大な1日となりました。そしてその余韻は今も園内に色濃く残っています。

おまつりには屋台も登場し大盛況。なすのミートソーススパゲッティ屋さんにジュース屋さん、レインボーゼリー屋さんは子ども達のおなかと心を満たし、その姿を見た先生達や調理員は達成感に満たされた時間となり、みんなが大満足。

事の発端は畑で収穫した、なす・きゅうり・トマトからでした。
我が園の名物は収穫するとすぐに、子どもと先生と調理員と相談して料理が始まる事です。午前中の給食室が一番忙しい時間にも関わらず、「たった今」収穫した野菜で何かを作りたいという「たった今」の子どもの心もちを、「たった今」作れる調理法をあれこれ考えてくれる調理員と先生が叶えようと必死になることです。

そんな「たった今」の積み重ねと、幾度となく行われる話し合いと相談を経て迎えられた当日は、いろんな人達の心もちで会場は満たされていました。

ミートソースの作り方も隠し味も、５色全部食べたいゼリーをレインボーにしてくれたのも、試作する度に気持ちよく貸してくれたまな板も包丁もフライパンも、使い終わったジューサーや道具をきれいに洗って元に戻してくれたのも、お祭りが成功したのも給食室の下支えがあったからだと先生達は感謝しています。

これからも「たった今」の心もちを職員みんなで大切にしていきたいと思います。

長崎ぽんぽん保育園　園長より