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ぽんぽんブログblog

「ぽんぽん」が本当に楽しかったと思える場所を目指す理由

ぽんぽん先生ブログ

前回のブログで、「ぽんぽん」が本当に楽しかったと大人になってからも記憶されるくらいの時間を、子どもたちに提供していける組織(環境)でありたいと、お伝えしました。では、子どもがどのような状態であればそう感じてもらうことで出来るのでしょうか。

それは、心身の健康と保育教諭やお友だちとの安定した関係、そして、階段を一段昇る小さな達成を得られているかどうかが基本だと思っています。

心身の健康:一般的な体調管理のことはここでは省略しますが、心身の健康維持のために保育教諭のするべきことは、子どもが自分の気分や体調に向き合う自己観察の力を育ませることだと思います。皆さんの園ではその力を育むための適正な声掛け、環境となっているでしょうか?

相手との安定した関係:これは、大人も職場のストレスの多くが人間関係であるように、子どもたちにも同じことが言えます。園の雰囲気は笑顔が溢れ、子どもとの信頼関係が築けるような努力(仕事)を自分たちがしていますか?「安心」「やすらぎ」「癒された感」「ゆったりとしたリラックス」「満たされ感」を感じ取れる空間を大切にしてきましょう。

そして、

階段を一段昇る小さな達成:自己成長の概念を、何か一所懸命、膨大な努力をして達成する大きな達成をイメージするかもしれません。そうではなく、昨日できなったことができようになる。昨日知らなかったことを知っている。そうした、小さな達成の積み重ねが、集中力、やり抜く力の勤勉さ、好奇心を育ませることに繋がっていくのだと思います。

そして、その成長を見過ごさないように、当園で、毎月もしくは隔月で、園児1枚につき、1枚の成長記録(個人の成長を記したものを保護者に提示しています)を作成しているのはそのためです。

業界は、今、いまある常識、固定観念を疑いながら、本当に子どもたちのために何が必要なのかを考えていく時だと思っています。ぽんぽんでは、これからも、たった今ここで生まれた心に触れ、子どもと保育教諭が共に学び合える空間を心掛けていきます。

参考図書 THE THREE HAPPINESS精神科医が見つけた3つの幸福

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