blog
物事の定義を変えてみよう
ぽんぽん先生ブログ【ブログから、子どもたちへの思い・考えを知っていただけたら嬉しいです♪】
運動会の定義を変えてみる。誰の気持ちも置いていかれないを目指す「どんだけ からだが うごかせるようになったか大会」
玉入れは、白チームか赤チームかなんてどうでいい。好きな方のチームに行けばいい。人数が違ったってどうでもいい。でも、たまたま同点。
先生たちがやる種目もある。子どもたちが何を感じているかを共に体験する。そして、先生たちともやる。非効率でいい。
ハイハイできなかった子がハイハイする。ハイハイだった子が歩けるようになっている。これだけでいい。いまここにある命を最大限に尊ぶ。
練習はほとんどしない。
その中でもプラスαのドラマが生まれる。
跳べなかった子が跳べるようになる。園長先生からマイクを借りて、下の子を応援するお兄ちゃん。悔しくて泣く子に寄り添う先生がいる。負けたチームが次は勝つ。サーキットは子どもたち自らコースを考えて、最後に畑から大根を抜く。
この子たちを誰一人と置いていかない。心を大切に扱う。運動会ってこれでもいいと思う。
P.S.コロナが流行る前、「運動会は必要か」というメディア記事をよく目にしました。乳幼児の成長にとって、運動会が必要か不必要かを議論するのはそれほど重要ではない気がします(議論しないよりいいですが)。「やる・やらない」を、園児の状況に合わせ柔軟に決断と運営できる組織体制にすることが、何よりも重要なのではないかと思います。